『脚立』の労働関連ニュース

2024.08.02 【労働新聞 ニュース】
造作工事の労災2倍 脚立から墜・転落多発し 住団連

 住宅生産団体連合会(芳井敬一会長)は、令和5年の「低層住宅の労働災害発生状況報告書」を取りまとめた。低層住宅工事では休業4日以上の労災が前年調査比53件増加し、379件だった。作業分類別では、天井や吹き抜けなど建物内部の工事を行う「内部造作工事」での労災発生比率が2倍に増加した。主に脚立からの墜落・転落が多発しているという。  同報告書……[続きを読む]

2024.07.29 【安全スタッフ 特集】
【特集2】はしご・脚立 不適切例示す 建災防が木建工事で手引き

 はしごの設置や脚立使用のポイントなど、不適切な例を交えながらイラストで示す――建設業労働災害防止協会は、「木造家屋等低層住宅建築工事墜落防止標準マニュアル」を策定した。従来の墜落防止マニュアルにはしご・脚立対策の部分を新たに追加し、法改正などに関する項目も併せて見直している。足場や屋根からの墜落災害、はしご・脚立からの墜落災害などの事例……[続きを読む]

2024.06.18 【労働新聞 ニュース】
実習生の労災報告せず送検 福岡中央労基署

 福岡中央労働基準監督署(渡辺純一署長)は、雇用する外国人技能実習生が令和4年7月に被災した労働災害について、遅滞なく労働者死傷病報告書を提出しなかったとして、鉄筋工事業の㈱アールファインズ(福岡県糟屋郡)と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。  災害はマンションの新築工事における… 【令……[続きを読む]

2024.05.29 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】脚立からの墜落に注意 適切な位置で使用を

建災防は「手引き」改正  脚立から墜落し、労働災害となるケースが後を絶たない。昨年、東京労働局などでは脚立起因の労災が多発しているとして対策の徹底を呼び掛けている。建設業労働災害防止協会では「木造家屋等低層住宅建築工事墜落防止標準マニュアル」を改定し、脚立の正しい使い方を示したうえで、段差や傾斜地など不適切な位置に設置しないよう求めている……[続きを読む]

2024.05.10 【安全スタッフ ニュース】
脚立の労災予防に学習ツール 動画と点検表で行動を客観視 電通大など研究グループ

 電気通信大学、近畿大学、成蹊大、労働安全衛生総合研究所を中心とした研究グループは、脚立からの墜落・転落災害防止のための学習ツールとして「脚立の安全な使い方ワークブック」を作成した。建設業などの現場作業者をターゲットに、脚立の設置時、昇降時、作業時に守るべきポイントを動画と練習問題、点検表を使って学べる内容となっている。労働災害防止のポイ……[続きを読む]

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