『荷役災害』の労働関連ニュース

2025.02.26 【安全スタッフ 特集】
【特集2】陸運業 多発する荷役災害に歯止めを 労働局・労基署が荷主へ対策呼びかけ

 陸上貨物運送事業の労働災害が高止まりにあることから、都道府県労働局や労働基準監督署が陸運業の事業場と荷の発着場所である荷主へ対策を呼びかけている。神奈川・川崎南労基署は、管内事業場向けに見学会を開き、荷役作業中の転落災害防止を図っている荷主事業場の好事例を共有。東京労働局では、増加が著しい腰痛の減少へ大規模物流施設の好事例を視察した。死……[続きを読む]

2024.01.25 【安全スタッフ ニュース】
荷主企業との連携が不可欠 荷役中の死亡事故相次ぐ 四日市労基署

 三重・四日市労働基準監督署は、道路貨物運送業で死亡災害が2カ月連続で発生したことを受けて、事業場に荷役作業中の労働災害への注意を呼び掛けている。  災害はいずれも荷主先で起こったもので、昨年12月にはシート掛け中の作業者が突然倒れてきた荷の下敷きになって死亡。また、1月には荷台上でバランスを崩した作業者が落下して亡くなる災害が起こってい……[続きを読む]

2023.12.08 【安全スタッフ ニュース】
荷役災害ゼロへ集中対策 チェックリストで点検促す 栃木労働局

 栃木労働局は12月1日、荷役作業中の死亡災害増加を受けて、「荷役災害ゼロ60日運動」を開始した。今年3月以降、管内の陸上貨物運送業と製造業事業場などで荷役作業中に5件の死亡災害が発生。運動では、年末年始の繁忙期に集中的に災害防止に取り組むよう、チェックリストによる作業の点検を促している。確認点には、荷の積込み・積下ろしの作業手順の作成、……[続きを読む]

2023.09.25 【安全スタッフ ニュース】
2tトラック以上は昇降設備を 規則改正控え運送業者に要請 福井労基署

 福井労働基準監督署は、荷役作業の労働災害防止を管内の運送事業者に要請した。今年10月からの労働安全衛生規則改正を踏まえたもので、最大積載量2トン以上のトラックに荷台への昇降設備設置、ヘルメットの着用が義務付けられたことを周知する内容。施行日が迫っているが、いまだ十分に実施されていない事業場が見られるという。  また、来年2月からは、テー……[続きを読む]

2021.10.24 【安全スタッフ ニュース】
荷役災害防止で6つのポイント 点呼時教育に活用を 川崎南労基署

 川崎南労働基準監督署は、「すぐにできるトラック運転手や倉庫作業員のための労働災害の6つのポイント」を作成した。トラックの荷台の端やプラットホームの端では落ちるほうに背を向けて作業はしない、トラックの荷台や運転席への上り下りは三点支持でゆっくり⾏動する、荷役作業は滑りにくい靴を履くなど、安全作業の要点を簡潔にまとめている。  物流拠点が所……[続きを読む]

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