『解体工事』の労働関連ニュース

2025.01.14 【安全スタッフ ニュース】
能登地震の解体工事 高まるリスクに注意 石川・七尾労基署 NEW

 石川・七尾労働基準監督署(坂本千秋署長)は12月5日、令和6年能登半島地震の損壊家屋解体工事での労働災害防止に向けた研修会を行った(写真)。(一社)石川県構造物解体協会との共催によるもので、七尾労基署が瓦屋根撤去時の親綱と安全帯の使用、アスベスト飛散防止対策の確実な実施、建設機械による解体作業での労災防止のポイントなどを説明した。  坂……[続きを読む]

2025.01.10 【安全スタッフ 特集】
【特集1】地上組立てでリスク下げる 高所作業の機会減らし安全性向上 危険作業事前検討会を重ねる/東北自動車道狐壇歩道橋撤去工事(施工:戸田建設㈱東北支店)

 戸田建設㈱東北支店が行う東北自動車道狐壇歩道橋撤去工事では、危険作業事前検討会を何度も重ねながら労働災害のリスクを低減した作業を計画している。仮設桁の安全設備は地上で組み立てることで高所作業の機会を減らし、可搬式作業台や安全な昇降設備によって低所での墜落リスクにも対処する。工程中に見つけた不具合はすぐに是正し、次回作業でより安全な方法へ……[続きを読む]

2024.12.13 【労働新聞 ニュース】
解体工事現場で地下の照度確認 新宿労基署・パト

 東京・新宿労働基準監督署(雨森哲生署長)は12月3日、大成建設㈱(東京都新宿区)が施工する、新宿駅周辺のビル解体工事現場を視察した。地下で作業する労働者の安全対策を確認している(写真)。  同現場では、地下通路や階段に導線を示すロープ式ライトや、停電時の非常灯を設置し、明るさを確保している。地下では地震や火災に気付きにくいことから、非常……[続きを読む]

2024.08.09 【労働新聞 ニュース】
足場業者に登録制度 労災減少めざし創設へ 仮設工業会

 小規模の足場組立て・解体業者などを会員とする仮設工業会(豊澤康男会長)は、墜落・転落災害を減少させるため、安全な組立て・解体作業を行う事業者の登録制度を創設する方針だ。業界全体の安全水準を向上させるとともに、ゼネコンなどに対して自社の安全性をアピールできる仕組みを狙う。来年度から運用を開始する予定。  同工業会によると、建設業における死……[続きを読む]

2024.01.26 【安全スタッフ ニュース】
解体現場の安全総点検を 重機接触死亡事故受け要請 長岡労基署

 新潟・長岡労働基準監督署は、建築物解体工事の安全対策強化と安全総点検を、新潟県建設業協会長岡支部など21の関係団体へ要請した。管内では近年、解体工事の労働災害が増加しており、工事現場での安全確保が喫緊の課題としている。  昨年12月には長岡市内の解体工事現場で、解体用つかみ機のアタッチメントにつり紐を掛けようとしていた際にアームが突然旋……[続きを読む]

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