『賃金不払い』の労働関連ニュース

2025.03.31 【労働新聞 ニュース】
教員36人に割増不払 部活動は少額「手当」のみ 奈良労基署・送検 NEW

 奈良労働基準監督署(百歩健署長)は、教員36人に対し、時間外労働の割増賃金の一部を期日までに支払わなかったとして、学校法人東大寺学園(奈良県奈良市)と同法人校長、事務局長、事務長の計1法人3人を労働基準法第37条(割増賃金)違反の疑いで奈良地検に書類送検した。部活動などで時間外労働を行わせた際には、「手当」と称する少額を支給していたとい……[続きを読む]

2025.03.21 【労働新聞 ニュース】
救済利益 喪失認め申立てが棄却に 初審命令後の団交で 中労委

交渉進展する見込みなし  中央労働委員会第二部会(荒木尚志部会長)は勤務場所が閉鎖された後の労働者の就労条件に関する団体交渉が争点となった事案で、初審の救済命令を取り消し、労働組合の申立てを棄却した。会社の団交拒否を不当労働行為と認めつつ、初審命令後の7回の団交で、労組が自己の立場に固執し、不必要な資料の提示を求め続けるなど、交渉が進展す……[続きを読む]

2025.03.19 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】転職活動中 逸失利益認める判決が 再就職余儀なくされ

雇保法の要件再度確認を  労働者が詐欺行為への加担強要により退職せざるを得なくなったと訴えた裁判で、東京高等裁判所は転職活動期間中の逸失利益の請求を認めた(関連記事=逸失利益 転職活動期間の請求認める “少なくとも”5カ月 東京高裁)。本判決がどこまでの射程を持つのかは定かでないが、同様の訴訟は増えると思われる。雇用保険法は離職を余儀なく……[続きを読む]

2025.01.07 【労働新聞 ニュース】
労働局(労働安全衛生関係)ニュースまとめ【2024年7~9月】

『労働新聞』で配信したニュース記事の中から、2024年下半期に公開した全国の労働局が実施した安全衛生関係の取組みについてご紹介します。 健康チェックを喚起 単独での事故が4割に 福岡労働局・交通災害防止リーフ https://www.rodo.co.jp/news/179538/ 福岡労働局(小野寺徳子局長)は、昨年の交通労働災害による死……[続きを読む]

2024.12.25 【労働新聞 ニュース】
申告端緒が大幅増 定期賃金不払いで 愛知労働局・監督結果

 愛知労働局(小林洋子局長)は、令和5年に実施した監督指導状況を公表した。労働者からの申立てを契機に事業場に立ち入った「申告処理」の件数が、前年比208件増の1704件と大幅に増えている。経営不振を理由とした定期賃金不払いや、時間外・休日労働の割増賃金不払いなどの「賃金不払い」がめだち、同190件増の1260件に上った。申告処理件数のうち……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。