『退職』の労働関連ニュース

2024.11.12 【労働新聞 ニュース】
介護離職防止 労務知識持つケアマネ派遣 長崎県 NEW

 長崎県は、介護離職を予防する事業者の取組みを後押しするため、専門家を派遣する事業を開始した。派遣する「ワークサポートケアマネジャー」は、ケアマネジャーの中でも、労働関係法令の知識を持つ資格者。実態をヒアリングし、従業員向けセミナーを開くなどの支援を行う。  派遣を受けられる回数は、1事業者につき3回程度。自社に新しく制度を創設したり、制……[続きを読む]

2024.10.31 【労働新聞 ニュース】
65歳まで継続雇用認める 合意退職成立を否定 東京高裁

自著の契約書があっても  東京都内の印刷会社で働く定年後再雇用の労働者が、雇用期間の途中で合意退職とされたことを不服とした裁判で、東京高等裁判所は65歳までの継続雇用を認める判決を下した。両者は雇用期間を61歳の中途までとする雇用契約書を交わしており、雇用契約書には労働者の自著の署名があった。同高裁は、会社は退職の意向を一切確認せず、面談……[続きを読む]

2024.10.24 【労働新聞 ニュース】
解雇予告手当 支払い請求を棄却 契約終了の認識一致 東京地裁

会社による就労拒絶ない  技術者派遣を営む東京都内の人材派遣会社で働く労働者が解雇予告手当の支払いを求めた裁判の控訴審で、東京地方裁判所(中野哲美裁判長)は一審の東京簡易裁判所に引き続き、労働者の請求をすべて棄却した。合意退職に関して労働者は難色を示していたものの、雇用契約を終了させること自体は両者間で認識が一致していたと判断している。会……[続きを読む]

2024.08.29 【労働新聞 ニュース】
民事上の個別労働紛争 「自己都合退職」相談が顕著に 各地でいじめを逆転 都道府県労働局

人手足りず強い引留めも  全国の都道府県労働局が令和5年度の個別労働紛争解決制度の施行状況を取りまとめるなか、民事上の個別紛争の相談においては、山形労働局や佐賀労働局などの一部の労働局で「自己都合退職」が「いじめ・嫌がらせ」を逆転し、最も多くなっていることが明らかになった。全国集計では「いじめ・嫌がらせ」が約2割を占め、最も多い。各労働局……[続きを読む]

2024.08.08 【労働新聞 ニュース】
退職意思の取消し認める 懲戒解雇遭うと錯誤 東京高裁

会社が強く「働き掛け」か  千葉県内のガス会社で働く労働者が労働契約上の地位確認を求めた裁判で、東京高等裁判所(三角比呂裁判長)は一審に引き続き、労働者の退職の意思表示の錯誤取消しを認めた。退職願の提出に際して、人事担当者による懲戒解雇を背景とした強い働き掛けがあったと推認できると指摘。就労継続を望んでいたのにもかかわらず、退職願の作成を……[続きを読む]

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