『運輸業』の労働関連ニュース

2024.12.19 【労働新聞 ニュース】
年960時間の“中間確認”促す 運送業へ点検表作成 三田労基署・上限規制対応 NEW

「いつの間にか違反」防ぐ  東京・三田労働基準監督署(河村直子署長)は、今年4月に自動車運転者に適用された時間外労働の上限規制遵守に向け、「中間点検チェックリスト」を作成した。月ごとに時間外労働が最も長かった労働者の実績を記入していくもの。年度末に向け、特別条項付き36協定を締結している場合の年間上限960時間を超えるペースの時間外労働に……[続きを読む]

2024.12.11 【労働新聞 ニュース】
違反是正要請92件に 関東が全国の半数占める 関東運輸局・トラックGメン

 関東運輸局(藤田礼子局長)は、荷主企業や元請運送事業者に対し、長時間の荷待ち削減などの是正指導を行う「トラックGメン」の活動状況を公表した。Gメンが発足した昨年7月~今年9月までに、荷主等が違反行為をしている疑いが強く認められたケース92件に対し、改善に向けた要請を実施した。全国の要請件数175件のうち、半数以上を関東の事業所が占めてい……[続きを読む]

2024.12.10 【安全スタッフ 特集】
【特集2】9割が行動変容へ 乗務員の睡眠状況改善 待ち時間2分台になった事例も 運輸デジタルビジネス協がフォーラム

 (一社)運輸デジタルビジネス協議会(略称:TDBC)は、事業会社とサポート企業の協働による課題解決の成果を公表する「TDBC Forum 2024」を開催した。乗務員の睡眠状況を改善する実証実験で、9割で行動変容が起こったという良好な結果が得られた事例や、安全支援ツールで乗務員が自らファインプレーを動画で共有している事例、荷物の積み降ろ……[続きを読む]

2024.12.09 【労働新聞 ニュース】
“しない配慮”呼掛け 時間外削減へ県民に周知 香川・公労使

 香川労働局(栗尾保和局長)は、県内の公労使30団体とともに、今年4月から時間外労働の上限規制が適用されたドライバー、医師、建設業の従業員の労働時間を削減するため、県民に過剰なサービスを求めない配慮を呼び掛ける取組みを始めた。「3つのしない配慮」のキャッチコピーを掲げ、仕事を「妨げない」「増やさない」「時間外にさせない」ことを求めるチラシ……[続きを読む]

2024.11.28 【労働新聞 ニュース】
職安窓口通じ上限規制周知 未対応運送業が対象 東京労働局

労基署から訪問支援も  東京労働局(富田望局長)は、業界団体に加入していない道路貨物運送事業者で時間外労働の上限規制への対応が遅れているとして、法令周知と対応支援を強化する方針だ。求人相談などでハローワークを訪れた事業者に上限規制を周知し、事業者の求めに応じて労働基準監督署の支援員などが個別訪問支援を行うとした。今年7月に実施した自主点検……[続きを読む]

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