『道路貨物運送業』の労働関連ニュース

2024.02.06 【労働新聞 ニュース】
荷主先にも協力要請 積卸し時の死亡事故続き 四日市労基署

 三重・四日市労働基準監督署(宮田仁署長)は、昨年12月から2カ月連続で道路貨物運送業で死亡災害が発生したことを受け、リーフレットを作成し、労災防止を呼び掛けている。災害はいずれも荷主先で起きたことから、荷主先にも運送事業者と連携して対策に取り組むよう求めている。  昨年12月の災害では、労働者がコンクリートブロックを積み下ろした後、…[続きを読む]

2023.03.11 【安全スタッフ ニュース】
保護帽義務拡大へ 対象2トン以上貨物に 厚労省が省令改正

 厚生労働省は、貨物自動車の荷役作業における労働災害防止措置を強化する。現在、最大積載量5トン以上の貨物自動車で、昇降設備の設置義務と荷役作業を行う労働者の保護帽着用義務が課せられているが、対象範囲を最大積載量2トン以上の貨物自動車に拡大するとしている。また、テールゲートリフターによる荷役作業についての特別教育も義務化するという。  これ……[続きを読む]

2022.10.12 【安全スタッフ ニュース】
拘束月284時間以内に 休息期間9時間が下限 厚労省報告

トラックの改善基準で  厚生労働省の専門委員会は、自動車運転者の改善基準告示に関する報告を公表した。トラック運転者の1カ月の拘束時間について、原則年間の総拘束時間を3300時間とし、かつ284時間を超えないものとする方針を示した。現行は293時間を超えないものとなっている。1日の拘束時間では、現行の13時間を維持するが、最大拘束時間を16……[続きを読む]

2022.09.08 【労働新聞 ニュース】
貨物自動車運送業 拘束時間が上限超過し送検 違法な残業と判断 奈良労基署

36協定の「付記」根拠に  奈良労働基準監督署(尾形賢一署長)は、運転者2人に36協定の限度時間を超える時間外労働をさせたとして、貨物自動車運送業者と同社代表取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで、奈良地検に書類送検した。同社は協定に「改善基準告示の拘束時間の上限を時間外労働の限度とする」と付記していた。このため同労基署は時間……[続きを読む]

2022.08.24 【労働新聞 ニュース】
所定外が1割増加 コロナ前よりは少なく 全ト協・調査

 全日本トラック協会(坂本克己会長)は、「2021年度版 トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」調査を公表した。昨年5~7月における1カ月間の平均所定外労働時間は、全職種平均が38.8時間(前年比3.6時間増)、男性運転者が45.8時間(4.0時間増)とそれぞれ約1割上昇している。22.0時間の整備・技能員では、45.7%(6.9時間……[続きを読む]

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