『電離放射線障害の業務上外に関する検討会』の労働関連ニュース

2024.05.14 【安全スタッフ ニュース】
原発事故後作業 3人を労災認定 厚労省検討会

 厚生労働省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」は、東京電力福島第一原子力発電所における事故後の作業従事者で、がんを発症した3人について労災認定したことを公表した。総被ばく線量は、最も低い者で約7.3ミリシーベルトだった。  今回の労災認定は、2011年3月の福島第一原発における事故後の作業従事者の3人から、がん(白血病2人、肺が……[続きを読む]

2022.07.27 【安全スタッフ ニュース】
100ミリ以上からリスク 前立腺がんと被ばく分析 厚労省が報告書

 厚生労働省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」は、前立腺がんと放射線被ばくの関連について現時点の医学的知見を報告書として取りまとめた。被ばく線量が100~200ミリシーベルト以上で統計学的に有意なリスク上昇が認められるなどとし、当面の労災補償の考え方として被ばく線量が100ミリシーベルト以上から放射線被ばくと前立腺がん発症との関……[続きを読む]

2021.10.14 【安全スタッフ ニュース】
咽頭がんは業務上 原発事故後作業で 厚労省検討会

 厚生労働省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」は、東京電力福島第一原発における事故後に作業従事者2人に発症した咽頭がんについて、それぞれ業務上と結論付け、福島労働局富岡労働基準監督署が労災認定した。  直近の報告書に基づく当面の基準では、被ばく線量が100mSv以上、放射線被ばくからがん発症までの期間が5年以上などといった点を重……[続きを読む]

2017.01.21 【安全スタッフ ニュース】
甲状腺がんの発症 100mSv以上から 厚労省・放射線業務で

 甲状腺がんの発症と放射線被ばくとの関連性についての基準を示すため、厚生労働省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」は、現時点の医学的知見を報告書として取りまとめた。被ばく線量が100mSv以上から放射線被ばくとがん発症との関連が疑われることや、がん発症までの潜伏期間が5年以上であることなど、3項目から総合的に判断するとの考え方を明……[続きを読む]

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