『高年齢者』の労働関連ニュース

2024.11.12 【安全スタッフ ニュース】
措置内容の範囲拡大へ 設備導入を努力義務化 高齢者対策見直しで 厚労省分科会

 厚生労働省の安全衛生分科会で、高年齢労働者の労働災害防止について論点が示された。高年齢労働者の職場環境・作業の改善の取組みなどを後押ししていくため、現在、労働安全衛生法で求められている「中高年齢者」に対する「適切な措置」に加え、エイジフレンドリーガイドラインにあるような身体機能の低下を補う設備、装置の導入などを努力義務とする考えだ。同ガ……[続きを読む]

2024.10.28 【安全スタッフ ニュース】
高年齢者の転倒災害が急増 大会で取組み強化を確認 東京ビルメン協会

 東京ビルメンテナンス協会は10月11日、令和6年度労働安全衛生大会を開催した。都内のビルメン業で今年、転倒による労働災害が急増。8月末までの発生数は187件で前年の1.3倍に増え、特に70歳代以上に限ると前年の約2倍になるという。緊急プログラムとして東京労働局の担当者が転倒災害の発生傾向やビルメン業での死亡事例などを説明し、転倒のリスク……[続きを読む]

2023.10.27 【安全スタッフ 特集】
【特集2】「安全経営」の浸透目指す 生産性向上と一体で働きやすい職場へ/第82回全国産業安全衛生大会 in 名古屋

 中央労働災害防止協会は9月27・29日、第82回全国産業安全衛生大会を名古屋市内で開催した。シンポジウムでは、「安全経営あいち®」に賛同する企業が安全性と生産性の向上を一体とした取組みを発表。リスクアセスメントのプロセスである職場の危険源把握と、本質安全化の重要性が強調された。分科会の研究発表では、製造現場の高年齢化や女性労働者の増加に……[続きを読む]

2023.02.24 【安全スタッフ ニュース】
死傷災害が過去21年間で最多 製造業は統計以来最大の増加率に 長野労働局

 長野労働局(小野寺喜一局長)は、令和4年の労働災害発生状況をまとめた。休業4日以上の死傷者数(新型コロナウイルス感染症によるものを除く)は2294人で、平成14年以降の21年間で最多となっている。大雪の影響で転倒などの冬季特有災害が大幅に増えたほか、60歳以上の高年齢労働者の被災が初めて700人を超えた。労働災害を業種別にみると、製造業……[続きを読む]

2022.11.10 【安全スタッフ ニュース】
職場で体力維持向上を 転倒防止テーマに講演 千葉県産業安全衛生大会

 千葉県労働基準協会連合会(浅見健一郎代表理事会長)は10月28日、令和4年度千葉県産業安全衛生大会を千葉市民会館で開催した。3年ぶりとなる今回の大会では、増加する転倒災害や高年齢者の労働災害を防ぐ観点から、中京大学の湯浅景元名誉教授が「安全に働くための体力づくり」をテーマに講演。持久力・筋力・柔軟性の維持向上へ、効果的なウォーキングや職……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。