『高所作業』の労働関連ニュース

2025.01.17 【労働新聞 ニュース】
昇降設備違反が43件 鉄筋の骨組みをはしごに 神奈川労働局・建設業集中監督

 神奈川労働局(藤枝茂局長)は、昨年1~10月に建設業で10件の死亡災害が発生したことを受け、12月に集中監督を実施した。168現場で工事ごとに359件の監督を行い、214件(59.6%)の違反を確認した。昇降設備などに関する違反は43件に上った。コンクリートを流し込むための鉄筋の骨組みをはしご代わりにしてよじ登っているといった、危険な状……[続きを読む]

2025.01.10 【安全スタッフ 特集】
【特集1】地上組立てでリスク下げる 高所作業の機会減らし安全性向上 危険作業事前検討会を重ねる/東北自動車道狐壇歩道橋撤去工事(施工:戸田建設㈱東北支店)

 戸田建設㈱東北支店が行う東北自動車道狐壇歩道橋撤去工事では、危険作業事前検討会を何度も重ねながら労働災害のリスクを低減した作業を計画している。仮設桁の安全設備は地上で組み立てることで高所作業の機会を減らし、可搬式作業台や安全な昇降設備によって低所での墜落リスクにも対処する。工程中に見つけた不具合はすぐに是正し、次回作業でより安全な方法へ……[続きを読む]

2024.12.10 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
【お役立ち資料箱】高所作業のリスク再検討を 安全措置が不十分で死亡災害も 長野・松本労基署

 長野・松本労働基準監督署は、「その作業!本当に安全ですか!?」と題したリーフレットを作成し、高所作業の安全措置を再点検するよう促している。安全帯のランヤードが近くにあった機械に巻き込まれた事例や河川への落下時に適切に救助できなかった事例などの死亡災害を紹介しており、過去の災害事例を踏まえて作成した点検表を活用して、作業中のリスクを想定し……[続きを読む]

2024.11.12 【安全スタッフ 特集】
【特集1】ナッジ施策で安全行動を後押し 人間特性利用して事故防止へ “思わずしてしまう”好事例集まる/NTT東日本 埼玉事業部

 NTT東日本 埼玉事業部では、人間の特性を利用して良い行動を後押しするナッジ理論の考え方を取り入れた新たな切り口の事故防止活動を推進している。アウトリガーの敷鉄板に的を描いて中心を狙わせる工夫や、飛び出す3Dイラストの注意表示、暑い日に被りたくなる扇風機付きヘルメットなど、“思わずしてしまう”安全対策のアイデアを社内・協力会社から募集。……[続きを読む]

2024.09.10 【安全スタッフ ニュース】
適正業者登録制創設へ 安全管理の取組みを評価 墜転落災害防止で 仮設工業会

 (一社)仮設工業会は、仮設機材を適正かつ安全な方法で使用することを担保する仕組みが不可欠として、「仮設機材適正使用事業者登録制度」を創設する。一定の基準を満たす架けばらし業者を登録することで、墜落・転落災害の防止につなげたい考えだ。登録に当たっては、書類審査だけでなく、実際に組み立てた足場のチェックも行う。ゼネコンなどが業者を選定する際……[続きを読む]

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