判決年月1995年10月の労働判例

1996.04.01 【判決日:1995.10.16】
東京リーガルマインド事件(東京地決平7・10・16) 就業規則に競業避止義務条項を追加 一方的変更は許されない
ジャンル:
  • 労働契約上の権利義務
  • 競業避止義務

就業規則の不利益変更の法理で判断 筆者:弁護士 中町 誠(経営法曹会議) 事案の概要  X会社は、司法試験受験予備校を営んでおり、Y1はX会社の専任講師兼監査役であり、Y2は代表取締役の後監査役であった。Y1、Y2はX会社を退職後、会社を設立し、司法試験受験塾を開業したため、X会社が東京地裁に、Y1、Y2に対し右営業等の差止めに及んだ事件……[続きを読む]

1996.02.05 【判決日:1995.10.04】
大輝交通事件(東京地判平7・10・4) 多数組合との“協定”の一般的拘束力は “不利益”では合理性ない
ジャンル:
  • 労働組合
  • 就業規則の不利益変更
  • 賃金・賞与

実務的には拡張適用否定説で固まる 筆者:弁護士 中町 誠(経営法曹会議) 事案の概要  Y会社はタクシー事業を営む会社であり、XらはY会社のタクシー乗務員であり、少数組合であるA労働組合の組合員である。  A組合とY会社は、平成2年11月27日付賃金(一時金を含む)協定(旧協定という)を締結していた。その後、Y会社は、タクシー運賃改定と共……[続きを読む]

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