- 1996.05.20 【判決日:1995.12.25】
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三和機材事件(東京地判平7・12・25) 分社化に伴う出向拒否と解雇の効力 転籍には個別同意が必要ジャンル:
- 配転・出向
整理解雇の要件に準拠して判断 筆者:弁護士 山田 靖典(経営法曹会議) 事案の概要 Y社は、昭和50年以降、業績低迷が続いたうえ、取引先が破産したため手形の決裁不能に陥って倒産、再建のため東京地方裁判所に対し和議手続開始の申立をし、昭和62年2月25日、同裁判所より和議を認可の決定を受けた。その後、再建を進めるなかで、営業部門の独立・分……[続きを読む]
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