- 2005.08.29 【判決日:2004.12.06】
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松下電器産業事件(大津地判平16・12・6) 企業年金一律2%引下げは契約に違反し無効か 裁量の範囲内で相当性ありジャンル:
- 賃金
- 退職年金
経営悪化により利息相当分などを負担する企業年金の給付を一律2%減額する措置に対し、受給者3人が引下げは年金契約に反し無効と訴えたもので、予測以上に業績などが悪化した場合、制度運営者は加入者の同意の有無に関わらず合理的裁量範囲内での変更は許されるとし、給付引下げの相当性を認めた。 会社負担が大きく 破綻するおそれも 筆者:弁護士 石井 妙……[続きを読む]
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