- 2008.07.21 【判決日:2007.06.06】
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国・中央労基署長(興国鋼索)事件(大阪地判平19・6・6) 海外出向中に副社長が過労死、労災保険を請求 月80時間もの超勤で発症へジャンル:
- 労災
- 業務上・外認定
米国子会社へ出向中、くも膜下出血を発症し死亡した副社長の妻が労災の遺族補償給付等を請求したが、不支給となったため処分の取消しを求めた。大阪地裁は、労働者の定着率悪化で生産力が低下した後に、責任者として月平均80時間前後の時間外労働に加えて、恒常的な土日・深夜帯の勤務に従事したことが、脳動脈瘤を悪化させ発症に至らせる過重負荷になったと認め……[続きを読む]
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