- 2012.02.06 【判決日:2011.03.25】
-
国・川崎北労基署長事件(東京地判平23・3・25) うつ状態から復職後に過量服薬で死亡したが労災? 症の影響で“薬物依存”にジャンル:
- 労災
- 業務上・外認定
抑うつ状態による休業・復職後に、処方薬を過剰摂取して死亡した従業員の遺族が、労災不支給の取消しを求めた行政訴訟。東京地裁は、月100時間を超える残業の心理的負荷は強度で、個体側の要因も認められないことから業務起因性を認定。精神障害の影響下において薬物依存となり、過量服薬に及んで死亡したもので、発症との相当因果関係も肯定して請求を認容した……[続きを読む]
はご利用いただけません。