- 2018.05.17 【判決日:2016.12.09】
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医療法人貴医会事件(大阪地判平28・12・9) 懲戒発覚おそれ辞めたと事務員の退職金ゼロに 「解雇相当」でも半額命じるジャンル:
- 賃金
- 退職金
退職後に懲戒解雇事由が発覚したとして、退職金なしとされた病院の元事務員が全額の支払いを求めた。規定では懲戒解雇時のみ不支給としていたが、大阪地裁は、退職届により労働契約は終了したものの、発覚した診療情報の改ざんは懲戒解雇相当であり、後払いとともに功労報償的性格を有する退職金の5割を超える請求を権利濫用として、約250万円の支払いを命じた……[続きを読む]
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