- 2011.11.07 【判決日:2011.03.30】
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開成交通事件(東京地判平23・3・30) 定年退職したタクシー運転手へ社宅の明渡し求める 雇用関係終了により退去をジャンル:
- 寄宿舎・社宅
タクシー会社が、60歳定年で退職した運転手に社宅明渡しを求めた。東京地裁は、社宅の賃貸料は一般に貸していた部屋よりも低額で、敷金や礼金もなく、契約書には退職時に契約が無効になる旨記載されていたことから、賃貸借であるか否かを問わず、雇用契約の終了と同時に社宅契約も終了すると判示。運転手が主張した雇用継続の約束については事実関係を否定した。……[続きを読む]
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