労働安全衛生の今日的意義(仙台)★
我が国で安全運動が始まって100年以上が経過していますが、この間に労働災害で亡くなった方は多く、戦後60年間だけでも25万人にも及ぶと推計されています。
しかし最近では、労働災害の減少もあり、経済性や作業効率が最優先にされ、安全衛生活動がおざなりになっている職場も見受けられます。今一度「安全衛生とは何か?」を見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
本セミナーでは、長年にわたり安全衛生に関する講師を務め、安全衛生に造詣が深い末松氏(「安全スタッフ」で「想いはせれば」を連載中)を講師にお迎えし、「今なぜ」安全衛生が必要なのかについて講演いただきます。
皆様のお越しをお待ちしております。
★当日のセミナー動画はコチラからご覧いただけます⇛https://www.rodo.co.jp/movie/55120/
セミナー内容
1 今なぜ「安全衛生」か
(1) 我が国の労働災害の実態(欧米との比較、ISO)
(2) 福島原発事故に潜む「安全文化」の問題
(3) 「災難」は後ろから突然やってくる(おんぶお化け)
(4) 労働の質、労働者の質、職場環境の質
2 今なぜ 人間科学(ヒューマンエラー等)か
(1) 労働災害の原因(物の不安全状態、人の不安全行動)
(2) 人の不安全な行動に潜むもの
・人は間違う ・人は忘れる ・人は手抜きする ・人は信用できない
(3) 高齢社会と高齢労働者と安全衛生
3 今なぜ 適正なリスクアセスメントか
(1) 変質してきた「リスクアセスメント」
(2) リスクアセスメントとKYK
(3) 危険性・有害性に対する感受性と危険性の想定
4 今なぜ 労働衛生管理が問題か
(1) 心身のストレスとその影響の実態
(2) 世界、欧米の実態と我が国の問題、産業医の実態
(3) 有害作業 熱中症、腰痛、騒音、酸欠、CO中毒など
5 原点に還って「安全文化」(安全第一)の構築と実践
注意事項
※会場内での録音・録画、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。