脳・心臓疾患の労災認定基準の改正とこれからの企業実務対応
厚生労働省は本年9月に「脳・心臓疾患の労災認定基準」を改正しました。基準の名称も新たに「血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準」と変わりました。今回の改正は前回(平成13年12月)の改正から約20年ぶりとなるもので、これまでの経過における働き方の多様化や職場環境の変化、また最新の医学的知見を踏まえて見直しが行われたものです。
業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡はいわゆる過労死等の一つとされ、国は企業に過労死等の防止に向けた対策を強く求めているところです。すでに多くの企業においては長時間労働の削減やメンタルヘルスケアなど、過労死等にもつながる過重労働防止のために対応をとられていると思いますが、今回の改正をふまえ社内の労務管理体制の点検や見直しなども必要になってくることと思われます。
そこで今回は元厚生労働事務官で本テーマに詳しい高橋健先生を講師にお招きし、今回の労災認定基準の改正内容と今後の企業実務への影響等について解説していただきます。
企業の人事労務担当者や労働組合のご担当者をはじめご関心ある皆様は、この機会にぜひご参加ください。
【ポイント】
・脳・心臓疾患の労災認定基準の改正内容とポイント(業務の過重性の考え方、労働時間以外の負荷要因について、各要因の総合評価とは 等)
・今後の企業実務への影響と求められる対策 ほか
(当日までの状況により内容は変更の可能性もあります。予めご了承ください。)
注意事項等
※受講料は、以下の口座にお早めにお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担ください(請求書を送付いたします)。
りそな銀行常盤台支店(店番号761)普通 4557077
口座名:株式会社労働新聞社
ふりがな:カ)ロウドウシンブンシャ