医師の長時間労働対策の動向
~医師の働き方改革に関する検討会 最新状況とこれからの対策とは~
昨年から働き方改革において、長時間労働問題は注目の的ですが、医師については、他職種と比較しても抜きんでた長時間労働の実態があり、医師の働き方改革に関する検討会で独立して議論が進められてきました。
本年2月に上記検討会における中間的な論点整理が、またそれと並行するような形で労働時間短縮に向けた緊急的な提言が出されております。
提言では労働時間の記録、36協定の点検等が挙げられておりますが、最近の報道では、大手病院が36協定の上限を超える違法な残業をさせたとして労基署から是正勧告を受けたり、医師の勤務時間を就業規則で定めずに違法な残業をさせ、労働時間の把握も怠っていたなどとして、労基署から労働基準法違反で是正勧告や改善指導を受けるなど医師の労働時間管理、改革の必要性が大きく報道され喫緊の課題です。
そこで今回は、医師の働き方改革に関する検討会の委員でもある早稲田大学の島田先生を講師にお招きし、検討会での議論動向、また今後の働き方改革に伴う医師の労働時間管理と長時間労働対策等について解説いただきます。
なお、本研究会は医師の問題が中心となりますが、大学等における教員についても状況が重なる部分がありますので、教職員の労務管理に携わる皆様にも聴講をお勧めします。そのほかご関心をお持ちの皆様はぜひご参加ください。
【ポイント】
論点整理のポイント 時間外労働規制の在り方について 今後の方向性に関する論点ほか
注意事項等
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