医師の働き方改革報告書解説
~医師の長時間労働対策の動向とこれからの対策とは~
昨年から進められてきた働き方改革において、長時間労働対策は注目の的ですが、医師については、他職種と比較しても抜きんでた長時間労働の実態があり、医師の働き方改革に関する検討会で独立して議論が進められてきました。
本年3月に上記検討会における報告書がまとめられ、2024年度から勤務医に適用される残業時間の上限規制の取り組みや、医師の負担軽減策が盛り込まれました。
報告書では特定の医療機関や研修医らの残業規制の上限を「年1860時間」とし、1か月あたり約160時間としているが、過労死の労災認定基準を上回ることもあり、問題視されています。勤務医一般の上限は「休日労働を含み月100時間未満、年960時間」となっておりますが、急激に労働時間を減らすことは難しいため、特例として長い上限を認める代わりに、9時間のインターバル制度や連続勤務が28時間を超えないようにすることなどを義務付けました。
そこで今回は、医師の働き方改革に関する検討会の委員でもある早稲田大学の島田先生を講師にお招きし、本報告書のポイント、また今後の医師の労働時間管理と長時間労働対策等について解説いただきます。
なお、本セミナーは医師の問題が中心となりますが、大学等における教員についても状況が重なる部分がありますので、教職の労務管理に携わる皆様にも聴講をお勧めします。そのほかご関心をお持ちの皆様はぜひご参加ください。
【ポイント】
報告書のポイント 長時間労働が常態化している職場の時間外労働規制の在り方について
注意事項等
※会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
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