【令和3年 安全衛生行政の展望】休業災害5%以上減へ尽力/丹羽 啓達
2021.01.13
【安全スタッフ】
建設業の労働災害は、皆様のご尽力により長期的には大きく減少しており、令和2年10月末時点で、前年同期に比べ死亡者数は、減少しています。
一方で、休業4日以上の死傷者数は、5.5%の増加となりました。本年度は、第13次防労働災害防止計画の3年度目ですが、厚生労働省では建設業を重点業種として位置づけ、5年間で死亡災害を15%以上、休業4日以上の死傷者数を5%以上減少させるという目標の達成に向けて取組みを進めています。
建設業における労働災害を事故の型別に見ると、…
執筆:厚生労働省安全衛生部 建設安全対策室長 丹羽 啓達
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2021年1月15日第2370号 掲載