【送検事例】荷台上の作業で墜落防止怠る
2021.01.27
【安全スタッフ】
福岡・飯塚労働基準監督署は、墜落防止措置を講じなかったとして、建設会社と代表取締役を安衛法違反容疑で福岡地検飯塚支部に書類送検した。労働者が高さ3.14mあるダンプトラックの荷台上でおが屑の回収作業を行っていたところ墜落し、死亡したもの。高さ2m以上の高所だったにもかかわらず、墜落制止用器具などを使用させずに作業をさせていた疑い。(R2・12・8)
事件の概要
事故は、福岡県飯塚市内のおが屑の回収先で発生。高さが3.14mあるダンプトラックの荷台上で、当時56歳の労働者がおが屑の回収作業を行っていたところ墜落し、死亡した。
飯塚労基署は、高さ2m以上の高所での作業だったにもかかわらず、…
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2021年2月1日第2371号 掲載