【今週の注目資料】令和2年障害者雇用状況(厚労省)
2021.01.28
【労働新聞】
実雇用率が最高2.15%に
民間企業の実雇用率は2.15%で、過去最高となった。前年から、0.04ポイント上昇している。雇用障害者数は57万8292.0人で前年から3.2%増加した。
法定雇用率達成企業の割合は48.6%(前年比0.6ポイント増)となっている。雇用者のうち、精神障害者の雇用は同12.7%増加した。知的障害者は同4.5%増加、身体障害者は同0.5%増加となっている。
企業規模別の実雇用率をみると、規模45.5~100人未満が1.74%、100~300人未満が1.99%、300~500人未満が2.02%、500~1000人未満で2.15%、1000人以上規模企業が2.36%だった。
産業別では、法定雇用率達成企業の割合が最も高いのは医療,福祉で、62.1%だった。次いで、製造業55.0%、運輸業,郵便業54.6%、電気・ガス・熱供給・水道業48.7%、建設業48.3%、宿泊業,飲食サービス業46.9%と続いている。
一方、情報通信業では雇用率が最も低く、27.6%だった。
この連載を見る:
令和3年2月1日第3291号4面 掲載