【想いはせれば】第148回 心配になるマスクの弊害
2021.02.10
【安全スタッフ】
▶私は毎朝、東京の自宅近くを散歩しています。冬の朝の7時前なので、通行人はまばらです。私は散歩の環境は「3密」でもないので、朝の新鮮な空気を吸うためマスクは着用しませんでした。
そんな状態で歩いていると、向かって歩いてきた人が、私とすれ違うとき、私を大きく避けたり、口元に手を当てたりします。コロナ感染に危険な高齢者が、マスクを着用しないで歩いているので、明らかに警戒しているようです。
仕方がないので、早朝の散歩でもマスクを着用することにしています。
▶昨年は「コロナマスク」に振り回された1年でした。当初は新型コロナに対するマスクの効用について、専門家やWHO(世界保健機関)などは、通常の布マスクや不織布マスクは、ミクロン単位のコロナウイルスには効果がないとして、積極的な推奨には至っていませんでした。それでも、感染が広がるにしたがって、徐々に着用者が増えていきました。やがて、…
執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志
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2021年2月15日第2372号 掲載