【努力義務化!70歳までの就業確保 新しい高齢者雇用】第9回 50歳到達者研修のすすめ(上) まだ見ぬ姿引き出す 本人が職業人生振り返り/藤村 博之
2021.03.04
【労働新聞】
能力を棚卸しする好機に
20歳過ぎに働き始めて65歳まで働くとすると、その期間は約45年である。70歳までの雇用を考えると実に50年になる。45~50年の長きにわたって第一線で働き続けるには、不断の能力開発が欠かせない。企業が雇いたいと思うような能力を従業員が維持するために、企業が提供する研修プログラムを2回にわたって紹介する。
図は、職業生涯を図式化したものである。20歳前後で働き始め、10年くらい経過した30歳の頃に自分なりの得意分野をみつける。その分野でずっと職業生活を送れる人もいれば、途中で転換を余儀なくされる人もいる(キャリアチェンジ)。企業の中で昇進や昇格があり、管理的な仕事に就く人もいる。…
筆者:法政大学大学院 イノベーション・ マネジメント研究科 教授 藤村 博之
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令和3年3月8日第3296号6面 掲載