【もう恐れない!テレワーク実務】第10回 対象業務の選定 “属人化”の改善図る 希望や特性踏まえて分担/川田 理華子

2021.03.11 【労働新聞】
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業務を可視・標準化

 コロナ禍で突然始めたテレワークの場合は、業務の見直しなく、「今までやっていた仕事」のなかから「テレワークでもできるもの」を探していくやり方を取らざるを得なかった。本来であれば、様ざまな業務をテレワークでもできるよう、まずは業務の見直しが必要だ。職場から離れて働くことを認めると、何をやっているのか分からない、従業員がさぼるのではないか、との疑念を持つ経営者も多い。この原因の1つが属人的な仕事になってしまっていることだと考えられる。

 属人的な仕事はどこの職場でも存在している。上司を含めた周囲の人は、どのようにその仕事を進めているのかみえていない。担当している本人も、職場における職人のようになっており、同僚にも手を出させない場合がある。

 そもそも適切な進捗管理や品質管理ができていないような業務は、テレワークに移行しても当然管理できない。業務において問題が発生した場合、…

筆者:一般社団法人日本テレワーク協会 客員研究員
社会保険労務士 川田 理華子

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令和3年3月15日第3297号10面 掲載
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