【今週の注目資料】求人広告掲載件数など集計結果(全国求人情報協会)

2021.03.18 【労働新聞】
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前年から35.4%減少

 2020年の求人広告掲載件数は合計1143万1302件だった。前年の1769万4175件から35.4%の減少となっている。1、2月の対前年比は増加傾向にあったが、3月からは減少傾向が続いていた。

 職種別にみると、「接客」が対前年比47.9%減少し、最も減少率が大きかった。次いで、「給仕」が同43.8%減少、「調理」が同40.3%減少と続き、サービス業での大幅な減少がみられる。一方、「医療・福祉サービス」は同21.9%の減少に留まった。

 職種別の掲載件数が最も多いのは「販売」の231万4235件となったが、同34.6%減少している。「運搬・清掃・包装など」は130万546件(同31.8%減)、「事務」は77万6691件(同31.2%減)、「生産工程」は60万558件(同33.8%減)、「教員・講師・インストラクター」は55万5258件(同30.9%減)だった。

 件数が唯一増加しているのは「金融・法務専門職」で、5111件(同4.0%増)となっている。

求人広告掲載件数など集計結果

この連載を見る:
令和3年3月22日第3298号4面 掲載
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