【これで解決!シゴトとココロの問題】第4回 もみ消さず訴えに真摯に向き合う ★労働新聞社Webサイトで配信中★

2021.04.12 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 日々の業務に忙しく、管理的立場にいても、心の健康問題に目を向ける余裕がなくなりがちだ。弊社ではWebサイトで「これで解決! シゴトとココロの問題」という番組を配信し、よりシンプルな語り口で具体的なノウハウを示している。今回のテーマは「同僚の煙草臭で会社に直訴?」。法政大学の廣川進教授(公認心理師)は、問題をもみ消したりせずに本人の訴えに真摯に向き合うことが重要と指摘。例えば、産業医が本人の話を聞いたまま放置して具体的に動いていないのはNGとした。今号から連載となり毎月15日号に掲載。

同僚の煙草臭で会社に直訴?

 ストレスチェックを実施したところ、高ストレス者がいる部署がありました。産業医が面談でその女性に聞くと、原因はタバコの臭い。オフィス内は禁煙で、喫煙室も設けてはいるのですが、複数のヘビースモーカーの男性社員と席が隣り合っているため、のどの不快感や目のかゆみから、イライラすると言って会社に具体的な対策を求めています…。

森谷 瞳(以下、森谷) さあ、廣川先生。なかなか難しい問題だとは思うんですけど…。

廣川 進(以下、廣川) 難しいですね。今、ストレスチェック制度が始まって以降、こういう形で高得点の人たちのストレスの原因を、産業医などに面接で訴える機会が増えてきました。そのような事情もあって、このケースも非常に今時のテーマになってるなという感じはしますね。

 まず、ポイントは、…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2021年4月15日第2376号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。