【建設労務安全衛生…こんな時どうしますか?】45 リスクアセスで「可能性」の捉え方は
2021.04.12
【安全スタッフ】
私は建設業労働災害防止協会で、新CFT(コフト)の講習を数年前に受けまして、社内での職長・安全衛生責任者教育を行っています。その際、リスクアセスメントでの可能性を受講者に説明していますが、可能性を注意力に置き換える個所で、なんとなく違和感を覚えます。その作業において災害の可能性、つまり発生する可能性を注意力で比較することを上手く説明ができていないように自分自身感じています。教えている側の私がこのようであれば、受講者はもっと戸惑うのではと考えます。いったい可能性をどのように考え、教えたら良いのでしょうか?
頻度を加味して考える
建設業におけるリスクアセスメントの評価はご存知の通り、可能性・重篤度の組み合わせとなっています。可能性は「災害が発生し、ケガなどをするかもしれない」について…
執筆:中込労務安全事務所 中込平一郎
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2021年4月15日第2376号 掲載