【安全衛生マン喜怒哀楽】復旧工事でも安全は優先

2012.01.01 【安全スタッフ】
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 43年間のサラリーマン生活のうち後半の16年間は安全環境部門に籍を置き、平成23年3月11日の東日本大地震後の混乱の中で退職し、後片付けに追われていた時に、建災防宮城県支部から声をかけて頂き、7月から復旧復興工事労災防止宮城県支援センターの技術教育指導専門役・巡回指導員として、①安全衛生巡回指導、②安全衛生相談、③安全衛生教育(新規参入者教育)などの復旧工事安全衛生確保支援事業に従事し労働災害の防止に努めています。現在、県内の被災地は平面的な宅地、農地のガレキ処理が終わり、これから家屋の解体など高所作業が多くなる状況から、墜落・転落災害防止が最重点課題となります。

 先日、ある下請業者から「住宅2階の屋根瓦の撤去作業に従事したが、墜落・転落防止対策は何一つない状況で作業をさせられている」と報告があり見に行くと、…

執筆:建設業労働災害防止協会 東日本大震災復旧復興工事労災防止 宮城県支援センター
技術教育指導専門役・巡回指導員 菅野 吉郎

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平成24年1月1日第2153号 掲載
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