【現場ゼロ災のための安全文化考】第1回 ちょっとの作業でも心を引き締める

2012.01.01 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 作業のなかで安全を無視してよいとの思想はありません。しかし、常に安全を考えながら作業を行っているとも断言はできません。そんな私たちの安全を検証したり、人間であるが故のミスなどを考えていきたいと思います。

低危険度レベルでの災害

 非常に危険と思われる作業より災害は、もっと低い危険度作業で発生していることが少なくない。このことは会社や作業責任者そして作業に従事している人が、危険というものが何に拠るかを知らないからでしょう。危険は仕事の困難さとは必ずしも一致しないものです。

 むしろ作業に当たって、ある程度の緊張を保てないこと自体が危険と思われます。作業に慣れるにしたがってさほど危険と思われない作業に、私たちはつい気を緩めがちです。高所とはいえない場所からの墜落災害・準備段階での災害・移動中の災害、どれも危険度レベルは低くそして災害は多発しています。危なくはないと感じたら、心を引き締めることが肝心です。…

執筆:建設業労働災害防止協会 セーフティエキスパート 中込 平一郎

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成24年1月1日第2153号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。