【今週の注目資料】小規模事業所勤労統計調査(厚労省) 

2021.05.20 【労働新聞】
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製造業の賞与が19%減少

 調査は全国の主要産業で、従業員数1~4人の小規模事業所に実施し、8743事業所から昨年9月末現在の回答を得た。今回は新型コロナウイルスの影響で郵送調査としたため、昨年7月調査の回答数から4割程度減少している。

 過去1年間の賞与など特別に支払われた現金給与額は27万994円で、前年から6.7%減少した。業種別では製造業の減少率が最も高く23万9137円(前年比19.3%減)となっている。次いで、卸売業・小売業28万7358円(同5.7%減)、医療・福祉23万436円(同4.3%減)、生活関連サービス業・娯楽業5万7731円(同2.9%減少)などと続く。

 きまって支給する現金給与額は20万2372円で、前年から0.9%減少。業種別では生活関連サービス業・娯楽業の減少率が最も高く、同3.6%減少した。

 一方、1カ月の出勤日数は19.3日と、前年からは0.6日の減少に留まる。1日の実労働時間は6.9時間で、前年と同じ数値だった。

小規模事業所勤労統計調査

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令和3年5月31日第3306号4面 掲載
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