【送検事例】プレス機械の特別教育怠る
2011.03.01
【安全スタッフ】
栃木・真岡労働基準監督署は、金型交換業務の特別教育などを怠ったとしてプレス会社と同社栃木工場の課長を安衛法違反の疑いで、宇都宮地検に書類送検した。プレス機械の金型交換作業を行っていた労働者が右足を挟まれ、右足膝下を切断する労働災害が起きたもの。同社課長は特別教育のほか、作業指揮者に「金型交換作業の直接指揮」も行わせる必要があったが、怠っていた。(H23・1・11)
事件の概要
プレス機械の金型交換を行っていた労働者が作業中、機械に右足を挟まれ右足膝下を切断する労働災害が発生した。安衛法では、プレス機械の金型交換作業を行わせる場合には、労働者に対して「特別教育」を実施しなければならないが、被疑者であるプレス工場の課長は教育を怠っていた。
また、…
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平成23年3月1日第2133号 掲載