【送検事例】破砕機コンベヤーに覆い設けず
2021.06.10
【安全スタッフ】
山口・下松労働基準監督署は、機械に覆いを設けていなかったとして、採石業の会社と同社専務を安衛法違反の疑いで山口地検周南支部に書類送検した。砕石プラントの破砕機が詰まりを起こしたことから、労働者と専務が対応を行った。労働者がベルトコンベヤーの尾部付近に立ち入った際、ベルトとテールプーリーの間に巻き込まれて死亡する労働災害が起きた。(R3・3・25)
事件の概要
事故は昨年11月27日、採石業の会社の砕石工場で発生。岩石を破砕機で小割してからふるい分けする砕石プラントで、労働者が作業していた。
破砕プラントの破砕機が詰まりを起こしたことから、労働者と専務がトラブルに対応。労働者がベルトコンベヤーの尾部に立ち入った。…
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2021年6月15日第2380号 掲載