【労働基準監督官の目】決められたルールを守る
2011.04.01
【安全スタッフ】
昨年4月から小樽労働基準監督署倶知安支署で勤務することになったが、着任して、まず、管内の災害発生状況を調べてみた。すると、近年、全国的・全道的に災害が減少傾向を示しているにもかかわらず、管内の災害件数は過去5年間100件から130件の間で増減を繰り返し、減少傾向は認められなかった。今年こそは何としても死亡災害は大幅に減らしたい、いや、ゼロとなることを切に願っているところである。
ところで、我々労働基準監督官は数多くの死亡労働災害の現場調査を経験するが、調査した結果、防げた災害であったと思う事案も少なからずある。今から15年ほど前に…
執筆:小樽労働基準監督署倶知安支署 支署長 板倉 満
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平成23年4月1日第2135号 掲載