【労働基準監督官の目】快適な職場づくりのために
2011.05.01
【安全スタッフ】
数年前、労働局の安全衛生課で労働衛生を担当していた。快適職場推進計画の認定に関する仕事をしていたときのことだが、喫煙対策が重要となっていたことを以前から聞いていたため、喫煙対策の内容に関心を持ちながら認定申請書を見ていた覚えがある。喫煙対策の主な内容としては、受動喫煙による健康への悪影響の防止に重点が置かれ、全面禁煙や空間分煙などが主な方法として計画されていたものが多かった。
また、喫煙対策に係る講習会に出席したことがあった。このとき、喫煙室の換気のために効果的な機器の種類の説明、さらに定期的な粉じん濃度の測定を行う必要があることから測定機器の使用方法の実演などが行われた。喫煙対策は、どのような方法が最も効果的なものか、最終的には、事業場ごとに…
執筆:群馬・中之条労働基準監督署署長 光山 正明
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成23年5月1日第2137号 掲載