【イラストで学ぶリスクアセスメント】第3回 地震による棚の転倒災害防止
2011.05.01
【安全スタッフ】
この度、東日本大震災で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。
今回は、東日本で「震度5強」以下の余震が続発していますので、事務所・工場内などでの危険性などをテーマにします。
備えあれば…
震度5強では、「物につかまらないと歩くことが難しい」「棚にある食器類や本で落ちる物が多くなる」「固定していないと家具が倒れることがある」「補強されていないとブロック塀が崩れることがある」といった状況になります。
地震が発生し、緊急地震速報を見聞きしたら「慌てず、まず身の安全を!」をですが、震度5強以下であれば、日頃から棚・げた箱などの転倒防止措置等を行っていれば、逃げ道を確保でき、慌てずに済みます。また、被害を最小限に食い止めることができます。…
執筆:中央労働災害防止協会関東安全衛生サービスセンター 安全管理士 中野 洋一
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平成23年5月1日第2137号 掲載