【建設業の労働災害事例】第160回 冷却塔上でダクト取付け中、墜落する
2011.06.01
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.乾留ガス化焼却装置の設置工事で、発生時は2つの冷却塔上に既に設置してあるダクトAとC間につなぎのダクトBを取り付ける作業が行われていた。
2.ダクトAとBは遮蔽板(ステンレス、1.3m×1.3m、厚さ9mm、重量122kg)を挟んで取り付けるもので、当該遮蔽板は既にダクトAに番線とボルトにより仮止めされていた。
3.冷却塔上には被災者他2名が位置し、移動式クレーンでつり上げたダクトBが予定位置に近づいてきたところで、接続時には…
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平成23年6月1日第2139号 掲載