【送検事例】回転体を停止させず塗布作業
2021.07.12
【安全スタッフ】
茨城・常総労働基準監督署は、アルミニウム製造会社と同社工場長を機械の運転を停止させずに作業を行わせたとして、安衛法違反の疑いで水戸地検下妻支部に書類送検した。労働者がベルトコンベヤ上の回転体に薬剤を塗布する作業を行っていたところ、コンベヤと回転体の間に体を挟まれた。体全体を挟まれた労働者が死亡する労働災害が起きている。(R3・6・8)
事件の概要
事故は令和元年8月9日、アルミニウム再生合金の製造販売を行う会社の工場で発生。労働者がベルトコンベヤ上の回転体(円筒形、直径約60cm、長さ約30cm)に薬剤を塗布する作業に従事していたが、…
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2021年7月15日第2382号 掲載