【送検事例】潜水作業でさがり綱設置せず
2021.07.27
【安全スタッフ】
和歌山・新宮労働基準監督署は、潜水作業でさがり綱を設置しなかったとして、海洋土木工事業の会社と海洋部課長を安衛法違反で和歌山地検新宮支部に書類送検した。潜水士に水深約8mの海底で海底ケーブルの固定作業を行わせていたところ、作業中に死亡する災害が発生した。災害発生当時、現場にはさがり綱が設けられておらず、作業者に使用させていなかった疑い。(R3・6・22)
事件の概要
災害は今年2月13日、和歌山県東牟婁郡串本町の波浪観測装置設置工事現場で、潜水士が水深約8mの海底で海底ケーブルの固定作業を行っていたところ、作業中に死亡した。…
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2021年8月1日第2383号 掲載