【能力を生かす!伸ばす!障害者雇用】第5回 各障害の特徴 適性見極め選考を 種別だけで判断しない/紺野 大輝

2021.07.21 【労働新聞】
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基礎知識を採用に活用

 障害者雇用において何よりも重要なのは、障害名で相手を判断しないことだ。同じ障害でも一人ひとり状況は異なり、また同じ人でも変化することがあるからだ。それでも、障害について基礎知識を持っておくことは、これから採用活動を行う担当者に大いに役立つ。主な障害は「身体障害」「知的障害」「精神障害」「発達障害」だ。それぞれみていこう。

 身体障害には視覚障害、聴覚言語障害、肢体不自由、内部障害、重複障害などが含まれる。身体障害者程度等級表の1級・2級は「重度」に相当する。特徴は、物理的障害を取り除けば、健常者とそう変わりなく働けるという点だ。

 「車いすの方が使用できる多目的トイレがある」、「高さを調整できる机が用意されている」、「パソコンに視覚障害者を支援する音声ガイダンスソフトが導入されている」など、それぞれの障害に合わせた合理的配慮が求められるが、何を配慮すれば良いのかが分かりやすいという観点では、雇用しやすいともいえる。

 知的障害は、…

筆者:「会社を変える障害者雇用」著者 紺野 大輝

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令和3年8月2日第3315号10面 掲載
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