【イラストで学ぶリスクアセスメント】第22回 コンベヤーの災害防止
2012.02.15
【安全スタッフ】
製造業の平成19年の休業4日以上の死傷災害は3万6087人でしたが、その起因物別分析をみると、動力運搬機で3156人が死傷し、トラック・コンベヤー・フォークリフトでそれぞれほぼ1000人となっています。今回はコンベヤーがテーマです。
コンベヤーは荷を連続的に運搬する機械装置で、移動過程において自動仕分けなどができるので、複数の業種で倉庫の内外を問わず、多数の職場で使用しています。コンベヤーによる災害防止のために労働安全衛生規則では第151条の77~83で「逸走等の防止、非常停止装置、荷の落下防止、トロリーコンベヤー、搭乗の制限、点検、補修等」について規定しています。
コンベヤーは回転部分が多いので、これらに作業者の身体部分がはさまれたり、着衣などが巻き込まれたりする危険性が高いため、これに対する安全措置が肝要です。…
執筆:中央労働災害防止協会 関東安全衛生サービスセンター 安全管理士 中野 洋一
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平成24年2月15日第2156号 掲載