【イラストで学ぶリスクアセスメント】第6回 熱中症を防ごう!
2011.06.15
【安全スタッフ】
真夏日の多い7~8月は、長期化する節電対策を考慮しながらの「熱中症予防対策」が肝要です。昨年以上に今年は熱中症を防ぐ対策を真剣に考えなければなりません。
とくに電力消費量の多いエアコンの使用は極力控え、効率のよい扇風機などを使用しましょう。エアコンが普及する以前の扇風機の時代に戻るわけです。ただ、老朽化した扇風機は発熱や火災を起こす危険性がありますので注意が必要です。エネルギー源を電気だけに依存した「オール電化」から省エネ効果の高い作業環境づくりに取り組みましょう。
炎天下での草刈作業
イラストAは、25℃以上の夏日での連日作業で、飲料水や塩分補給する塩アメや梅干などがない状態です。しかも休憩場所もなく、熱中症指標計なし、熱中症発生時の救急措置もないといった「ないないずくし」の劣悪な作業環境といえます。…
執筆:中央労働災害防止協会関東安全衛生サービスセンター 安全管理士 中野 洋一
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平成23年6月15日第2140号 掲載