【トップ&キーマンいんたびゅう】「講師チーム」編成で教育頻度が高まりました
2012.03.15
【安全スタッフ】
ビル空調衛生、電気設備などをコア事業とする三機工業㈱にあって、教育講師の専門チーム編成と安全衛生管理関係書類のIT化を手がけてきた泉和男さん。いずれも現場のニーズを満たしながら全社的な管理水準アップをもたらしたものとして、高評価を得ている。
――泉室長は、大学では基礎医学を専攻されていたとか。
泉 保健学部で臨床検査もしましたが、その専門知識とか経験が現在の安全衛生の仕事には役立っていますね。例えば熱中症の話をするにしても、普通一般の人よりは医学的に分かりやすく説明できますし、安全に関する教育や指導でも、相手の心理を汲んで興味を引く新しい切り口での工夫ができたりもします。
――教育といえば、安全衛生推進室には泉さんの提案で立ち上げられた講師専門のチームがあると聞きました。
泉 私も含めた5人の講師による専門チームをつくり、全国にある当社支店・協力会からの講師派遣の要望やゼネコン関係からの要請に応えているほか、安全衛生推進室のメンバーも全員が特別教育などの講師を担当しています。
そのなかでも特に、教育業務に特化したチームを推進室の窓口にして派遣するシステムは、支店に多く見られた講師不在の問題などを解消し、全社での教育頻度を高めています。…
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平成24年3月15日第2158号 掲載