【送検事例】解体工事で作業計画作成怠る

2011.06.15 【安全スタッフ】
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 岐阜市内の工場解体工事現場で外壁が倒壊し、下校中の女子高生が下敷きになって死亡した事故で、岐阜労働基準監督署は工事を請け負っていた解体工事会社と同社専務取締役を安衛法違反の疑いで岐阜地検に書類送検した。専務は解体作業をさせるに当たり、解体作業に関する作業計画の作成を怠り、建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者の選任も行っていなかった。(H23・4・18)

事件の概要

 事故は、昨年10月14日に岐阜市内の工場解体工事現場で起きた。自転車で下校途中だった女子高生が通りかかったところ、高さ8.75mの工場外壁が幅17.2mにわたり市道側に倒壊。倒れた壁の下敷きになった女子高生が死亡したもの。…

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平成23年6月15日第2140号 掲載
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