【建設業の労働災害事例】第171回 鉄骨の塗装中、鉄骨が回転し部材に胸を挟まれる

2012.04.01 【安全スタッフ】
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災害の発生状況

1. 空港駐車場の本体柱に使用される鉄骨の防錆作業準備中に発生した。

2. 作業は鉄骨柱部材の表面についたサンドブラストの砂をホウキで落とし、塗装の必要のない溶接箇所にマスキングテープ(粘着テープ)を貼ったあと、ハケで防錆樹脂塗料を3回に分けて重ね塗りするもので作業は工場内で行い2日程度で終了する予定であった。

3. この作業には、被災者の所属する事業場から職長以下4名の塗装工が稼働しており災害は2日目に発生した。…

建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より

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平成24年4月1日第2159号 掲載
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