【通達クリップ注目の1本】安衛則等の一部改正
2012.04.01
【安全スタッフ】
免許試験の受験資格を緩和
本誌既報のとおり、4月1日から免許試験制度が一部変わります(12月15日号4ページ参照)。ガス溶接作業主任者免許試験や二級ボイラー技士免許試験の受験に必要とされていた実地修習等を、「免許交付」の要件とすることになりました。一定期間以上の実地修習や登録教習機関が行う講習等は、試験合格後でも足りることになります。
労働安全衛生規則等の一部を改正する省令の施行について(平24・2・13基発第0213第6号)
第1 改正の趣旨
1 免許試験の受験機会の拡大等
試験制度全般の点検及び受験者の視点に立った試験実施のあり方等の改善の方向性について検討がなされた「労働安全衛生法関係試験制度等の見直し検討会」(平成22年4月)の報告書において、特に危険性が高い作業に係る資格については、事前の実務経験ではなく、事後の研修等により必要な技能を付与するスキームの導入及びそれによる受験資格の要件緩和等を検討する方向が示された。
これを踏まえ、高圧室内業務主任者免許等の免許試験の受験資格を廃止し、免許交付要件に実務経験を設けるための改正を行ったものである。…
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平成24年4月1日第2159号 掲載