【送検事例】検査証の切れたクレーンを運転
2021.08.17
【安全スタッフ】
広島・呉労働基準監督署は、検査証の有効期限が切れた移動式クレーンを無免許で運転していたとして、船舶などの販売・修理業を営む事業者を安衛法違反の疑いで、広島地検呉支部に書類送検した。事業者が運転するつり上げ荷重25tの移動式クレーンの補助作業を労働者にさせていたところ、ワイヤーが切れて補巻用フックブロックが落下。労働者の頭部に接触し死亡したもの。(R3・6・16)
事件の概要
事故は昨年10月25日に発生。事業者自らつり上げ荷重25tの移動式クレーンを運転し、労働者にクレーンの補修作業の補助業務を行わせていた。作業中、クレーンのワイヤーが切れ、…
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2021年8月15日第2384号 掲載