【イラストで学ぶリスクアセスメント】第30回 長尺物玉掛け時の災害防止

2012.06.15 【安全スタッフ】
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 クレーン作業で不可欠なのが、玉掛け作業です。玉掛け作業とは、クレーン・移動式クレーンなどに荷を安定した状態でつるために行う荷掛けおよび荷外しの作業をいいます。

 玉掛け作業は、荷にワイヤロープなどを巻き付け、ワイヤロープをクレーンなどのフックへ掛ける作業および荷の運搬完了時に行う荷からのつりワイヤロープを外す作業です。また、通常使用している主な玉掛け用具には、ワイヤロープ、チェーン、繊維ロープがあります。

 ワイヤロープには、端部にアイスプライス・圧縮加工・ソケット加工など両端を端末加工したもの、両端アイスプライス・片端フック・片端リング付きのもの、エンドレスタイプがあります。アイスプライスは補強材のシンプル入りとシンプルなしの2種類です。

 今回は長尺の単管パイプの不適切な玉掛け方法による多くみられる災害を取り上げます。…

執筆:中央労働災害防止協会 関東安全衛生サービスセンター 安全管理士 中野 洋一

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平成24年6月15日第2164号 掲載
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